ルノーの魅力

フランスのルノーが、とにかく好きです。最初に見た時のそのフォルムの美しさに、虜になりました。
ルノーといえばフランスではプジョーと並ぶ歴史ある会社です。20世紀の頭には早くも日本に輸入されていたそうです。

その特徴は、まずなんといっても奇抜なデザイン。たとえば「ルーテシア ゴルディーニRS」。限定車ではありますが、まさにルノーらしさを結集したようなフォルムです。
そしてもうひとつ、このようなデザインを併せ持つ一方で、その基本性能がしっかりとしていることです。これには理由があり、戦後に国有化されたことによる、フランス人のための大衆車という責務を課せられたことによるものが大きいようです。その反面でデザインではある意味、思い切り遊んでいるのかもしれませんが。衝突安全性能の高さは、ここに由来しているようです。
合理的なフランス人のための車、そんなポリシーが日本での知名度をそれほど必要としていないためか、独自の路線を追求し、それがゆえに好きな人にとっては魅力ある車を生み続けているのかもしれません。
さて、そんな中でも気になっているものは、「メガーヌ」です。
仕事柄、発売前の製品、特に車などはその広告やらカタログなどを手がけていまして、このメガーヌもかなり前から知っていました。そして、その時点でもうそのフォルムが頭に焼き付いて離れなくなってしまったのです。
はっきり言うとこの車に関しては、あまり自己主張がありません。それほどの奇抜さはないのです。けれども、なぜか心惹かれる。
さすがルノーですね。その何とも言えない、うまく言葉にできないモノを、形にできる。デザインは追求していけばシンプルに落ち着くと良く言われますが、それは決して簡単な、という意味ではありません。その中にあらゆるものを凝縮しているのです。
このメガーヌも、まさにそうです。おそらく他のメーカーが真似しようとしても不可能でしょう。ルノーだからできることなのです。
街並みに溶け込む、そのオーナーを引き立てる、そんな役割を担っている。そのような雰囲気を醸し出す。決して自らが主張するわけではないけれど、なぜか目をひく。そんな車ではないかと思うのです。

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